デジハリオンライン動画クリエイター講座は、デジタルハリウッドが映像制作に特化した講座として解説している動画編集スクールです。
あの有名なデジタルハリウッドのオンラインスクールと言うことで、スクール選びに於いて候補に挙げている人も多いと思います。
AdobeのPremiere Pro・After Effectsといったソフトを使い、動画サイトや広告動画などを制作するのに最適なツールの扱い方が学べるメリットがあります。
今回は、デジハリオンライン動画クリエイター講座とはどんな動画編集スクールなのかを解説し、メリットやデメリットについてもまとめました。
さらにSNS上での評判や口コミも集めてみたので参考にしてください。
デジハリオンライン動画クリエイター講座ってどんな動画編集スクール?
デジハリオンライン動画クリエイター講座は、約6ヵ月(26週間)にわたって動画制作に必要なスキルや知識を学べます。
デジタル分野の教育に定評のある、デジタルハリウッドが運営するスクールだけあって講師陣は現役の実力派クリエイターであり、高いクオリティの講義がオンラインで受講できるのが特徴です。
学習方法
デジハリオンライン動画クリエイター講座の学習方法もみていきましょう。
この動画クリエイター講座では、インプットとアウトプットを繰り返し行うことで知識が技術の定着を試みます。
インプット
まず、インプットに関しては、オンライン上で動画による授業を視聴することで知識や技術を学ぶ形式の授業を受講することです。
講義内容としては、主に次のような内容があります。
講義内容
・After Effects/Premiere講座:基礎的な内容
・After Effects エクステンド講座:応用的な内容
・動画制作のためのIllustrator/Photoshop基礎:動画編集に必要な静止画作成
・DaVinci Resolve:無料ツールの基礎
・ネット時代の動画制作:カメラワークなどの学習
・デジタル⼀眼カメラ動画撮影:一眼カメラを活かしたテクニック
・シナリオライティング講座:動画のシナリオ作成
・ネット動画 マーケティング実践:ネット動画の著作権などの学習
・動画業界就職講座:卒業後のキャリア形成
このようにデジハリオンライン動画クリエイター講座は動画編集だけでなく、撮影やシナリオ作成、さらには動画に関する制度だけでなく就職活動の講座も用意されているのが特徴です。
今挙げた動画を視聴して、知識や技術を学びましょう。
動画講義以外にもライブ授業があり、講師とコミュニケーションを取りながら学ぶことができます。(対象講座のみ。)
以下はライブ授業の様子の動画になります。通常の講義のように、講師の質問に受講生がチャットで反応しているのが見て取れます。
アウトプット
アウトプットでは、各講義動画で出される課題を作成することです。
動画配信の講義にありがちな「講義動画を見ただけで習得した気になってしまう」ことも、しっかりとアウトプットすることで、自分のスキルの現在位置が確認することができます。
講師による課題の添削
課題がどのようなものか確認して、その課題の作成が完了したら、講師が課題の添削を行います。
以上のような流れを繰り返し行い、全ての課題をクリアしたらデジハリオンライン動画クリエイター講座を全て履修したことになるのです。
もちろん、デジハリオンライン動画クリエイター講座では動画編集のニーズや業界の動向によって変化するので、これら以外にも様々な講義を受けられます
デジハリオンライン動画クリエイター講座を受講するメリット
デジハリオンライン動画クリエイター講座のメリットは、次の4点です。
ポイント
・動画編集以外の分野も学べる
・体験講座が用意されている
・課題の添削も受けられる
・卒業後に副業や就職支援を受けられる
これらの点についてみていきましょう。
動画編集以外の分野も学べる
先述したインプットの部分で紹介したように、動画編集以外の分野も学べます。
実際、動画編集だけのスキルでは、仕事にならないケースも少なくありません。
そういった実情を踏まえて、単に動画編集だけでなくシナリオを書いたり、静止画の作成を行ったり、Adobe以外のツールを使ったりといった学習も行われます。
クラウドソーシングでは、動画編集だけではなくシナリオライターやディレクターなどを募集していることもあったり、またはサムネイルの作成など幅広く業務を広げることに繋がります。
そのことで案件獲得のチャンスに繋がりやすくなるはずです。
さらに、動画編集と密接な関係のある著作権の問題や業界の動向も学べるのもメリットです。
著作権の問題に接触してしまうと、クライアントに迷惑をかけるだけではなく、厄介なことにも巻き込まれてしまうかもしれません。
動画編集に携わるなら、必ず把握しておきたい知識を講座で学べるのは助かります。
このように動画編集が中心ではあるものの、様々な分野の講義が学べるのがデジハリオンライン動画クリエイター講座といえます。
以下に、デジハリオンライン動画クリエイター講座のメリットとして感じられる項目を挙げます。
メリットポイント
- DaVinci Resolve:ハリウッドの現場でも使われている高度なカラーグレーディングを有したDaVinci Resolveを学ぶことができます。
- 動画撮影方法:一眼カメラを用いて撮影での基礎やテクニック を学べます。
- シナリオライティング:アイデアの出し方や企画書について学べます。
体験動画が用意されている
デジハリオンライン動画クリエイター講座では、体験動画が用意されている点もメリットです。
先ほど紹介した講座を中心に体験動画が用意されており、Youtubeチャンネルなどから、気軽に講義動画を視聴できます。
実際にデジハリオンライン動画クリエイター講座がどんな講義で行われているのか知りたい方にとって、かなり分かりやすい点が、受講を検討している方にとってうれしいポイントです。
これらの講義動画を視聴してみて公式サイトで申し込みをしてみましょう。
課題の添削も受けられる
デジハリオンライン動画クリエイター講座では、受講して課題を行って終わりではありません。
課題を作成したら、講師がきちんとチェックして添削を受けられます。
さらに課題が分からない場合でも講師へ気軽に質問できるので、挫折しにくい点もメリットです。
ちなみに課題や添削の一例を紹介すると、illustratorで広告媒体を作成して、その広告をもとに動画を作成するといった課題があります。
動画で受講した内容をもとに動画の作成を行い、分からない点を講師にオンラインで質問、アドバイスを受けて作成するといった流れです。
そして、課題が完成したら、具体的にどうすれば良いかアドバイスをしてくれます。
アドバイスをもとにして、さらに修正することで講義の理解度が増す仕組みです。
卒業後に副業や案件支援を受けられる
最後にデジハリオンライン動画クリエイター講座では、卒業後のフォローもメリットとして挙げられます。
受講後にフリーランスの案件を紹介してもらえるので、その案件をもとに実績を積んで、独立していきましょう。
ポイント
・デジタルハリウッド受講生の限定非公開求人サイト『WorketCareer』が使用可能
・デジタルハリウッドのキャリアセンターで就職・転職の個別相談や、採用セミナーへの参加が可能
・提携している「イマジカデジタルスケープ」で専任のコンサルタント集団による就転職をバックアップ
デジハリオンライン動画クリエイター講座を受講する注意点やデメリット
デジハリオンライン動画クリエイター講座はメリットが多い反面、若干のデメリットや注意点もあります。
それは次の3点です。
注意点やデメリット
・メールよる質問のみ
・動画視聴期限がある
・高額な受講料
これらについてみていきましょう。
メールによる質問のみ
まず、デジハリオンライン動画クリエイター講座では、メールによる質問のみの対応なので注意が必要です。
動画を見たらすぐに質問したいので、電話で連絡を取りたいところですが、講師も別の仕事があることや動画を視聴している時間はデジハリオンライン動画クリエイター講座に勤務していないこともあります。
そういった状況のため、質問はテキストで受け付ける形で、返信もすぐに来るとは限りません。
そのため、わかる範囲で対応する必要があります。
ただし、動画講座以外にライブ授業があり、その時にはコミュニケーションを取りながら質問も可能なようです。
動画視聴期間がある
デジハリオンライン動画クリエイター講座では、動画視聴期間が6ヶ月間とされています。
学習方法でも説明いたしましたが、デジハリオンライン動画クリエイター講座では自分で動画学習してインプットしていきます。
もちろん理解できなければ何度も繰り返し見返すことになります。
学習の進捗具合、または改めて見返したい時などは、期限を設けていない方が便利です。
実際に、他スクールでは無期限で見ることが出来たり、買い切りで繰り返し見ることが可能だったりします。
それを考慮すると、動画視聴に期間が設けられているのはデメリットに感じてしまうかもしれません。
高額な受講料+AdobeCC料金
デジハリオンライン動画クリエイター講座は、動画編集以外にも様々なスキルを学べます。
そのため、受講料も高額な設定です。
加えて、「Adobe Creative Cloud」1年分を39,980円(税込)でご購入する必要があります。
Adobe Creative Cloudの基本料金は本来なら7万円を超えるので、デジハリオンライン動画クリエイター講座で39,980円(税込)で使えるというのは安いと言ったら安いのですが、高額な授業料にプラスされるので、全体的に高額に感じてしまいます。
そんなデジハリオンライン動画クリエイター講座の受講料について、次の項目で解説しましょう。
ちなみに受講中は、Audiostockの商用可能な85万点以上の音源を、通常年間価格26,400円ところを無料で使用することができます。
これは受講料に含まれているようなものなので、それも考慮したら必ずしも高額とは言い切れないのかもしれません。
ポイント
・Adobe Creative Cloud1年分を割安の39,980円(税込)で使用可能
・Audiostockの音源を無料で使用可能
デジハリオンライン動画クリエイター講座の気になる料金
受講料 | 321,580円(税込)=内訳281,600円(税込)+Adobe Creative Cloud 39,980円(税込) |
受講期間 | 6ヶ月間 |
授業形式 | 動画:約53時間 |
デジハリオンライン動画クリエイター講座の気になる料金は、税込みで281,600円です。(2023.3月現在期間限定で236,544円(税込))
そこにAdobe Creative Cloudを39,980円(税込)で購入するので、ほとんどの方は、321,580円(税込)を支払う必要があります。
このようにかなり高額な印象を受けるデジハリオンライン動画クリエイター講座ですが、他の動画編集スクールも25~30万円が相場なので、必ずしも高額すぎるというわけではありません。
とはいえ、30万円という金額は少しハードルが高く感じてしまうので、スクールで受講するのには強い気持ちが大切です。
デジハリオンライン動画クリエイター講座の口コミや評判
最後にデジハリオンライン動画クリエイター講座の口コミや評判を良い口コミと悪い口コミで紹介します。
良い口コミや評判
最初に良い口コミをみていきましょう。
今日で #デジハリオンライン 受講期限。2ヶ月の受講で自分に足りないものが何かわかったので今月から大学に編入。
動画上ではありましたが、素晴らしい講師に出会えて未来が開けました。足りないものを手に入れたらまた戻ります。ありがとうございます。— ノリコフ (@noriyam0211) April 19, 2021
ダブルスクールでも学習できるようです。
先に行きすぎないで、横で一緒に走ってくれる。躓いたら、助けを求めたら、サポートしてくれる。そんな存在がいることが、心強いサポートになっている。事務局のスタッフの皆さま、いつも本当にありがとうございます☆ #デジハリオンライン#豊かさ感謝日記 152#ありがとう #感謝
— クレオ絢子 (@CLEOAYACO) February 22, 2023
講師以外にもサポートしてくれるようです。
全体的に好意的な意見が多く見られました。
悪い口コミや評判
悪い口コミもみていきましょう。
•デジハリオンラインpremiere pro
•デジハリオンラインafter efect
•読書(七つの習慣)
•筋トレ(胸筋、腹筋)今日もやりました。えらい!笑
— ちばゆー@社会人1年目 (@yu_1254) May 25, 2020
悪い口コミとは言い切れませんが、かなりハードなスケジュールになりそうです。
デジハリオンラインのフリーランス講座でしょんぼりなところは😞
🔹フリーランス部分は必要なかった!
🔹フリーランスで仕事をしていくにはどうするのかが実践的な内容じゃなかったなぁと思う。
🔹質問、添削の返答が1週間以上かかるので時間がもったいなく感じた。— 星ふる子 (@hosifulko_life) January 30, 2020
要らないと感じる講義もあるようです。
充実しすぎているがゆえに、それがあだとなって社会人生活の時間を圧迫したり、不要な講義もある印象でした。
スクール名 | デジハリオンライン動画クリエイター講座 |
料金 | 321,580円(税込)=内訳281,600円(税込)+Adobe Creative Cloud 39,980円(税込) |
期間 | 6ヵ月間 |
講師 | 現役動画クリエイター |
習得スキル | After Effects・Premiere Pro・Illustrator・Photoshop・DaVinci Resolve・デジタル⼀眼カメラ動画撮影・シナリオライティング |
スタイル | オンライン |
ポートフィリオ作成 | - |
コミュニティー | ○ |
サポート | プロクリエイターの講師によるサポート |
特徴
- デジタルハリウッドによる就職や転職のサポートがある
- 課題の添削が受けられる
- DaVinci Resolveも学べる
- AdobeCCが特別価格で購入できる
まとめ
デジハリオンライン動画クリエイター講座は、動画編集技術を中心に様々な技術や知識が学べる動画編集スクールです。
今回紹介した講義のように、充実した内容があるのも特徴と言えます。
ただ、まとまった費用が必要になるので、予算を用意しておくことも重要です。
また、講義時間も長く、受講期間も半年近くかかるので、時間にも余裕をもって乗降することがポイントといえるでしょう。
しっかり学べる動画編集スクール5つ比較表
横にスクロールします。
スクール名 | 口コミ | 料金 | 期間 | スタイル | 特徴 | 習得スキル | ポートフィリオ作成 | コミュニティー | |
公式サイト | デジハリオンライン動画クリエイター講座 | ー | 321,580円(税込)=内訳281,600円(税込)+Adobe Creative Cloud 39,980円(税込) | 6ヵ月 | オンライン |
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| ー | ○ |
公式サイト | ヒューマンアカデミー動画クリエイター講座 | 口コミ | 250,668円(税込)(入会金11,000円(税込)+239,668円(税込) /60回払いの場合月々4,800円(税込)) | 6ヵ月 | オンライン+通学 |
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公式サイト | MOVA | ー | 825,000円(一括) | 6ヵ月 | 通学 |
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公式サイト | MOOCRES(ムークリ) | 口コミ | マンツーマンプラン:594,000円 週末プラン:374,000円 ゼロイチプラン:297,000円 | マンツーマンプラン:4ヶ月 週末プラン:4ヶ月 ゼロイチプラン:3ヶ月 | オンライン+通学 |
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公式サイト | MOVIE HOLIC アカデミア | 口コミ | 480,000円 | 6ヵ月 | オンライン |
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