動画編集をしてみたら、パソコン上で再生するだけっていうのは、なんだかもったいない。
どうせなら、大画面で見てみたいですよね。
結婚式などのイベント用に頼まれて編集したものなら、テストを兼ねてプロジェクターで見てみるのはどうですか?
もちろんイベント用ではなくても、子どもや家族の思い出の動画、友達とのたわいない日常でも、なんでもいいんです。
たまには編集した動画を大画面で見てみましょう。
そんな時におすすめしたいのが、プロジェックー。
高画質で見たい時にはそれなりの性能のプロジェクターが必要になりますが、今は1万円程度で結構高性能なプロジェクターが購入できるんです。
今回は、便利生活SHOPから販売されている4K対応小型プロジェクター「YOWHICK DPO2B」を楽天から提供いただいたので、4K動画編集した映像がどう見えるのかと紹介を兼ねてレビューをします。
4K対応のプロジェクターは高い
高画質のプロジェクターが欲しいなら4K対応のプロジェクターです。
しかし、この4K対応のプロジェクターは、個人で使うのには値段が高すぎてしまうという問題点があります。
そこでおすすめしたいのが、この小型プロジェクター。楽天様から提供品なのですが、安くてなかなかいい感じ。
便利生活SHOPから販売されているプロジェクターで、デイリーランイキング1位となっていて今売れているんです。
しかし、YOWHICKというブランド名が記載されていますが、なんて読むのかはわかりません。
4K対応と説明にあるプロジェクターなのですが、最大解像度は1080PのフルFD画質。
どうやらら、最大4Kの解析ができるということのようです。
とはいえ、安くて比較的高画質のプロジェクターとなると、この辺りが良さそうです。
もっと安価なプロジェクターになると、解像度が720Pになって、全体的にぼやけた感じの映像になってしまいます。
また4K画質の動画を解析して、1080Pで見れるとしたら、Filmoraなどの動画編集ソフトで4K編集しても無駄になりません。
高画質のものを一段階下の解像度で投影するのと、低解像度の動画を投影するのでは、やはり画質に差がでてしまいます。
せっかくなら高画質の動画を作成して、綺麗な画質で見たいですよね。
4K対応プロジェクターには2種類ある
上記でもちょっと触れていますが、知っておいていただきたいのが、4K対応といっても4Kの高画質を投影できるプロジェクターと、4K画質を読み込めるものの投影は1080pなどフルHD画質のままという4K画質にも一応対応できるよという2種類があること。
4K対応プロジェクターを買ったのに画質が悪い・・・と感じる時は、このようなことがあるかもしれません。
そして4Kを投影できるプロジェクターは、基本的に値段が高いということ。
1万円前後で購入できるプロジェクターは、4K画質を読み込めるものの投影は1080pなどフルHD画質という、一応対応できるよというタイプなのです。
ただ、なんだかんだで値段が安くて手が出しやすいのは、このタイプです。
個人的には、4Kプロジェクターが欲しいものの、現状ではこの辺りがベストチョイスではないかと考えています。
便利生活SHOPのYOWHIC 4K対応小型プロジェクター
コンパクトサイズ
便利生活SHOPから販売されている小型プロジェクター「YOWHICK DPO2B」は、小型と謳っているだけあって本当に小さいです。
サイズは12.9×。×h6.3cmと、非常にコンパクト。
片手に乗ってしまうほど小さく、それこそちょっとしたバッグに入れて持ち運べる大きさです。
しかも重量は0.48kgと、500mlのペットボトルとほとんど同じ重さ。
残念なのが、バッテリー式ではなく電源コードが必要なので気軽にお出かけ先で見る事はできませんが、出先にコンセントがあれば大活躍しそうです。
もちろんポータブル電源があれば、キャンプなどのアウトドアでも使えます。
4K対応
先述しましたが、この小型プロジェクターは4K対応となっています。
ただ解像度が4Kではなく、あくまで4Kを解析できる、4K動画をフルHD画質で投影できるということのようです。
実際には、1080PのフルHDの解像度。
ただ4K画質を1080Pで投影すると、低下像度の動画を1080Pで投影するのでは、もちろん前者の方が画質がキレイなようです。
では実際に、4K画質で撮影した動画をFilmoraで4K編集しMP4で出力したものと、4Kの素材を1080PでMP4ファイルで出力したものを比較してみましょう。
左が4Kで右が1080Pで出力した動画の画質です。
ん〜どうでしょう?・・・よくわからない?
焚き火台を映した様子なのですが、焚き火台の中にある網部分がよく見ると4Kの方がくっきり見えますよね。
あと全体的にフルHDの方がぼやけて見えませんか?
次は、もっと分かりやすい映像で。
この映像なら、もう少し分かりやすいでしょう。
4Kの方が花びらの輪郭やその中などくっきり見え、フルHDは少しぼやけていいます。
とはいえ、フルHDでも綺麗。大きな差は感じませんでしたが、これでも十分な画質だと感じました。
このファイルを、プロジェクターを通して投影してみるとどうなるのか・・・・。
プロジェクターはスクリーンに投影するのか、はたまた部屋の白い壁に映すのかによって見え方に差がでます。
さらには投影するサイズにも左右されるでしょう。
今回はスクリーンを使わないで、自宅の白い壁に少し小さめ30〜42インチほどで投影してみました。
こちらが4K出力した動画を壁に投影した映像です。iPhoneで撮影したので、暗所では明るさや色彩が直で見ているのと違いがでてしまいます。
次の写真もちょっと緑がかっていますが、色はほぼ同じものと考えてください。
それほど違いは感じませんが、よくよく見てみるとフルHDの方がわずかながらぼやけている感じ。
手前の菜の花ではなく奥にある花びらや茎をみると分かりやすいかもしれません。
このように、差は僅かかもしれませんが、iPhoneやGoProなどで4K撮影した素材があるのなら、Filmoraで4K編集をした方がより綺麗な映像を見ることができます。
それは今回使用したプロジェクター「YOWHICK DPO2B」で投影しても同じでした。
ちなみにこの映像は、HDMI端子にMacbookAirを接続したものになります。
Amazonプライム・ビデオもネットフリックスも
HDMI端子にFire TV Stickを接続すれば、Amazonプライム・ビデオやNetflixなどの動画配信サービスも見ることができます。
便利生活SHOPから販売されている小型プロジェクター「YOWHICK DPO2B」は4K対応となっていますが、Amazonプライム・ビデオは1080PのフルHDになります。
このプロジェクター自体の解像度が4Kではなく1080Pが最大となっていて、あくまで4Kは対応ということなので、4K画質のままは見ることができません。
それでも上記の写真を見てもらうと分かる通り、結構綺麗な画質ですよね。
ちなみにNetflixは、4Kが見れるプレミアムプランで契約していても、このプロジェクターを通すと1080Pになるはずです。
4K画質では見ることはできないのでご注意を。
HiFiスピーカーの音質はどう?
今まで色々なプロジェクターを使ってきましたが、プロジェクターにはそれぞれ特徴がありました。
スピーカーに関して言えば、スピーカーを搭載していない機種、モノラルのもの、音に拘ったプロジェクターなど多種多様です。
便利生活SHOPの4K対応小型プロジェクターについて言えば、HiFiスピーカーを搭載しています。
HiFiとは、「High Fidelity」を略した言葉で、原音を忠実に再現できることをいう概念的な言葉。
もちろん概念なので、数値では表せませんが、高音質であることは間違いありません。
そんな事を言っても、実際はどうなの?・・・なんて思っちゃいますよね。
自分で編集した動画より低音などがはっきり聞こえそうなので、Fire Stick TVをプロジェクターに繋いで、アマゾンプライムの映画を見てみました。
正直、1万円前後で売られているポータブルスピーカー、もしくはAnkerのSoundCoreなどと比較してしまうと、音質はかなり劣ると感じました。
音がこもっているいる感じ、段ボールや小さい箱の中で音を鳴らしているように聞こえます。
とはいえ、プロジェクターに内蔵されているスピーカーとしては、頑張っているのではないでしょうか。
音質は気にしない方には、十分満足できる音質・・・かなと思います。
音響マニアさんや音に拘る人にとっては、絶対納得できなくおもちゃのように感じるかも。
そんな時には、Bluetoothスピーカーを接続してみまししょう。
プロジェクターのメニューからBluetoothを選ぶと、スピーカーを検出することができます。
これでより良い音質で動画を楽しむことができるようになりました。
三脚がないのがデメリット
便利生活SHOPの4K対応小型プロジェクター「YOWHICK DPO2B」には、本体の下側にネジで高さを調整する部品がついていません。
ネジで高さ調整できるものは、前側だけ高くして斜め上に投影することができます。
しかしこの小型プロジェクターはそれができません。
そのまま投影すれは水平に映し出すことになります。少し高い場所に投影したいのなら、本体の前側に本やちょうどいいサイズの小物を置いたりする必要がでてきてしまいます。
しかしそれでは安定性に難が・・・。
やはりそこは、三脚を取り付けるべきでしょう。
三脚用のネジ穴が本体下側についているので、カメラ用でもiPhone用でもネジのもので対応できるはず。
また斜めに投影したら、投影部が台形になって上側と下側でサイズが違って歪んでしまうと心配の方・・・安心してください。
もちろんこのプロジェクターにも台形補正がついています。上下の歪みだったら本体上部にあるツマミを回せば補正することができます。
左右の補正はできないようです。なので、投影する時には斜めからではなく、なるべく正面にセットするようにしましょう。
注意点
・高さ調節は自分で
・三脚は別売り
・台形補正は上下だけ
まとめ
せっかく動画編集をしたのなら、プロジェクターを使って大画面で見てみませんか?
自身が作った動画でも、YouTunbeやAmazonプライムの映画でも、大画面で見ると楽しさ倍増、嬉しさもアップします。
そこで今回は、便利生活SHOPの4K対応小型プロジェクター「YOWHICK DPO2B」をレビューしましたが、これがなかなかいい感じ。
何が良いかって?それはお値段が安くてそこそこ高画質が楽しめるという点です。
もちろん4Kプロジェクターの方が、高画質を楽しめるとは思いますが、なにせ値段が高い・・・。
お手頃価格でおすすめできるのが、このプロジェクター。
4Kで作った動画もフルHDで投影できるので、無駄にはなりません。
是非、ご家庭に1台いかがでしょうか?
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