GoPro HERO7 Blackを購入してから飽きずにずっと触っているのですが、ちょっと面倒だと感じる事があるんです。
GoProって、フレームを装着する事によってマウントを付ける事が出来る仕組みになっています。
言い換えれば、GoPro本体にはマウントを直接付けられないようになっています。
このフレームは、GoPro HERO7 Blackを買えば、付属品として付いてくるので、撮影時には常に装着しています。
取り外す時は、本体にアクセスしたい時だけです。
本体にアクセスと言っても、撮影の設定や撮り貯めた動画や写真を見るという事ではなく、バッテリー交換やマイクロSDの取り出や充電する時なんです。
この充電する時というのが面倒な話で、GoProはバッテリーに充電する時は本体のサイドドアを開けて充電ケーブルを挿します。
別途充電器を購入していれば良いのですが、そうでなければ本体へ充電ケーブルを挿してバッテリーに充電する方法しかありません。
しかしこのサイドドアは、フレームを装着していると開ける事が出来ないんです。
充電する時には必ずフレームを取り外してから、サイドドアを開けて充電ケーブルを挿すという事になります。
これってイチイチ面倒クサイと思いませんか?
はじめ僕は、そういうものだと特に疑問を持っていませんでしたが、GoProでの撮影頻度が上がる度に面倒クサイと感じるようになってしまいました。
今回は、この本体に装着するフレームの問題について考えてみます。
GoPro HERO7 Blackへ充電しながら撮影
GoPro HERO7 Blackは、バッテリーの消費が早いので、使っているとすぐに充電切れになってしまう場面があります。
その都度、予備のバッテリーと交換するのも良いですが、もしタイムラプスを使って撮影していたとしたらどうしますか?
せっかく時間をかけて撮影していたのに、バッテリー交換の為に一度電源が落ちてしまうのは残念ですよね。
充電しながらタイムラプスを撮影できれば、これ以上ないくらい助かると思います。
しかし充電ケーブルを使うのには、純正のフレームを取り外さなけばダメなんです。
GoPro HERO7 Blackにフレームを付けないままなら、充電しながら撮影はできますが、今度はマウントが取り付けられません。
GoPro HERO7 Blackのサイドドアを取り外す?
GoPro本体のサイドドア内には、USB-C端子とHDMI端子があります。
サイドドアを開けて行うのは、ただ充電する時だけではなく、GoProをパソコンに直接接続したりHDMIで出力したりする時にも使うんです。
そのように使う度に、純正のフレームを取り外ししないとサイドドアにアクセスする事ができないなら、いっそのことサイドパネル自体を取っちゃったら、その煩わしさから解放されるかも知れませんよね。
しかしGoProは、そのままケースを付けずとも防水仕様になっているアクションカメラです。
バッテリードアもそうですが、サイドドアもロック式になっていて、それを閉じる事により防水機能が働くんです。
これを取り外しちゃうというのは、少し勇気が必要ですよね。
その前にGoProは精密機械なので、サイドドアがないと、ホコリなどの侵入も心配です。
よっぽどの事がなければ、サイドドアを取り外して使う事は、僕はしないと思います。
サードパーティ製のGoPro用フレームを使う
出典:Amazon
それならどうするのかと言えば、サードパーティ製のフレームを装着すれば問題は簡単に解決するんです。
サードパーティ製のフレームは、フレームを取り外さなくても、サイドドアにアクセスできるようになっています。
サイドドアをスライドさせても、フレームに当たらないように、はじめから切り込みが出来ているんです。
これなら、充電ケーブルを挿したままの撮影でも、自宅で充電する時も、HDMIで出力する時も、フレームを取り外すことなく使う事が出来ます。
もちろん、フレームを取り外す事がないので、マウント類にも取り付ける事が必要出来ます。
Deyard GoPro用フレームケースをレビュー
純正ケースとの違い
充電の度に、本体からフレームを取り外すという作業にガマンできなくなってきたので、Amazonで早速購入しました。
今回買ったのはDeyardのフレームケースです。
特に他のサードパーティ製のフレームと性能差はないと思いますが、比較的評価が良かったのと、値段が安いといのが購入の決め手です。
まずは、純正のフレームと並べて比較してみます。
ほとんど外観は同じですが、Deyardのフレームケースは目的通りサイドドア部分が大きく開いています。
その他は、純正のフレームには7Blackのロゴが入っているのに対し、Deyardのフレームにはロゴがありません。
・・・?
ってちょっとおかしくないですか?
ちょうどサイドドアの部分が広く開いているんですけど、ケースのフレームが曲がっているように見えませんか?
GoPro HERO7 Blackに装着してみましたが、この曲がったフレームのせいでサイドドアが開きません。
しかも曲がっているこのフレーム、根本あたりが折れているんです。
安いからと思って購入したけど、不良品でした・・・。
説明にあるDeyard LCD拭きも付属していません・・・。
早速返品作業に入りましたが、勇気を出してもう一度同じケースを購入してみることにしました。
再購入したDeyardのフレームケース 純正品の違い
Amazonは1日で届くから良いですよね。
早速再購入したDeyardのフレームケースを開けてみます。
少しドキドキしましたが、並べてみると・・・。
今度はDeyardのフレームケースのサイドドア部分を見ても、曲がっていません。
一安心です(笑)
しかし、相変わらずDeyard LCD拭きは付属していませんでした。
では気を取り直して。
上の写真を見貰うとわかるように、純正のケースはロゴがあります。
それが目印になって良かったのですが、仕方ありません。
そして質感が違って、純正は固いプラスチック素材で光沢がありますが、Deyardのフレームケースはシリコンぽい肌触りの良い素材になっています。
反対側の電源・モードボタンのところは、純正はシリコン素材になっていますが、Deyardのフレームケースはくり抜かれています。
あとは、微妙な差はありますが、ほとんど同じように使えそうです。
使用感
実際にGoPro HERO7 Blackに装着してみます。
Deyardのフレームは、純正のフレームより余裕があるのかスッと入って装着しやすく感じました。
そして上部のロック部分も純正のものより簡単にする事ができます。
純正のものはロックが固く、少し力を必要とします。
Deyardのフレームは、簡単にロックの開け閉めができますが、だからといって緩いという訳ではなくそれでもしっかりとロックされます。
サイドドアのスライドもスムーズにアクセスする事が出来るので、開閉時にイライラする事もなさそうです。
実際に充電ケーブルを挿してみても、他のフレームに干渉する事なく普通に使う事ができます。
これで、フレームを装着したまま充電する事が出来るようになりました。
Deyard GoPro用フレームケース 詳細
- 対応機種:Gopro Hero7/Hero6/Hero5/Hero(2018)
- セット内容:ネイキッドフレーム、クイックリリースバックル、ハウジングマウントスクリュー、Deyard LCD拭き
充電しながら撮影
Deyardのフレームを装着した事により、フレームを装着したまま充電する事ができるようになりました。
もちろん、そのおかげで充電しながら撮影もできます。
しかし充電しながらの撮影は、本体が思いの外暑くなる事があります。
ただでさえ、撮影を長時間続けているとGoPro本体が熱を持ちます。
僕はまだないのですが、GoPro本体が熱を持ち過ぎると「オーバービート機能」が働いて、撮影が停止される事もあります。
場合によっては電源が落ちてしまうようです。
Deyardのフレームにより、充電しながらの撮影は出来るようになりましたが、本体の発熱により撮影ができなくなる可能性もあるという事を頭の片隅に入れておいても良いかも知れません。
まとめ
GoPro HERO7 Black用に、サードパーティ製のフレームを購入しました。
GoPro純正のフレームでは、充電時にフレームを取り外す必要があるからです。
充電頻度が高いと、ワザワザフレームを取り外すのが面倒に感じる事がありました。
しかしサードパーティ製のフレームなら、フレームを取り外さなくてもサイドドアをスライドして開けられるように、はじめから大きく開けられているんです。
これなら本体への充電にも、HDMIを使って出力する際も、また充電しながらの撮影でもフレームを取り外す事なく使えます。
このちょっとした事が、とても便利なんです。
しかもサードパーティ製のフレームは、とても安く購入する事ができます。
1個ではなく2個3個あっても良いかも知れませんよね。
しかし、今回のように初期不良や付属品が入ってなかったりということもあります。
安いからと割り切って、購入するようにしましょう。
そうすれば、マウントに取り付けたまま本体を移動するだけで撮影が出来ちゃいます。
今回レビューしたような、GoPro HERO7 Black用に、サードパーティ製のサイドドアにアクセスできるフレームがおすすめです。
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