動画編集の始め方

初心者でも迷わない!Adobe Stockの魅力・料金・注意点を解説|動画編集を効率化!月額で使える高クオリティストック素材

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Adobe Stock

デザインや動画編集を始めたばかりの方にとって、素材選びは、かなり手間取る原因になりますよね。

なかなかシチュエーションに合った素材はないし、かといって妥協はしたくない。

しかし、そんな悩みを解決してくれる手段なのがAdobe Stock(アドビ ストック)です。

Photoshopや動画編集ソフトの定番PremiereProで有名なAdobeが提供する素材サービスとして知られており、そのクオリティの高さでプロも利用することの多いサービスとして知られています。

いずれの素材もその道のプロが制作したコンテンツばかりで、しかも写真だけでなくイラスト、動画、テンプレートなどジャンルも多岐にわたるのが特徴です。

しかも、月額料金の安さからとてもコストパフォーマンスが高いのも注目のポイントといえるでしょう。

そこで今回は、時短ができて高クオリティな素材が気軽に手に入るAdobe Stockについて紹介します。

初心者でも利用しやすいサービスなので、クリエイター初心者の方はぜひ最後までご覧ください。

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クリエイター必見の素材サービス!Adobe Stockとは?

吊るした写真

Adobe Stockは豊富でハイクオリティな素材を提供している素材サービスです。

ウェブサイトをはじめ、動画制作やビジネスの資料作成など画像や動画素材を利用したいと考えるシーンは年々増えています。

しかし、一からそれらを作るのは時間もコストもかかり、特に初心者の場合は、余計大変なものとなりますよね。

さらに素材サイトを利用しようにも、場合によっては商用利用が禁止されているケースもあります。

そんなときに役立つのがAdobe Stockです。

その点数の多さとAdobe製品との連携のしやすさで多くのユーザーから支持されている素材サービスとして知られています。

まず素材数の多さです。

Adobe Stockはロイヤリティフリー(一度料金を支払えば著作権のある素材を(使用許諾の範囲内で)何度も使える状態)の素材が3億点以上公開されています。

これは、一般的な素材サイトやサービスの数倍から数十倍の規模であり、他のサービスを圧倒しているのが特徴です。

また、写真やイラスト、動画、音楽といった一般的な素材に加えて、ベクター画像(複数の点を数値化した画像形式で、拡大縮小してもほとんど劣化しない)、3D素材といったプロも利用機会が多い素材を多く取り揃えています。

定期的に世界中のプロクリエイターが制作し追加しており、クオリティの高さも注目で、さらに収録点数もどんどん増えています。

一方、Adobeの製品との連携が高いのもAdobe Stockの持つ特徴です。

Adobeは多くのクリエイター向けツールを開発、販売しています。

PhotoshopやIllustrator、Premiere Proなどクリエイターなら誰しもが知っている有名人気ツールを多くリリースしてきました。

また、動画やイラスト、Webデザインの講座を受けた方であれば教材として利用した経験もあるはずです。

このAdobeの製品群とAdobe Stockは連携性が高く、例えば各ツールから直接Adobe Stockの素材を検索、利用することもできます。

さらに仮の透かし入り素材を一時的にツール内へ取り込んでイメージを検討することも可能。

そのままワンタッチで正式な製品へ切り替えることも簡単です。

この機能によって作業効率はとても向上するため、プロがAdobe Stockを積極的に利用する理由にもなっています。

このように素材点数の多さとAdobeユーザーにとって利用しやすいのがAdobe Stockなのです。

次の項目ではその魅力をさらに深堀りしていきましょう。

6つのポイントから見たAdobe Stockの魅力とは?

パソコンに向かう坊主の女性

Adobe Stockはデザインや動画編集などの作業で不可欠な素材を多く取り揃え、しかも選びやすいのが魅力です。
そして、その魅力によって今も多くのクリエイターから利用されています。

そんなAdobe Stockの具体的な魅力は次の6点です。

魅力ポイント

  • 世界中から集められた3億点を超える素材
  • 無料素材も利用できる
  • トレンドに沿った最新素材も豊富に提供
  • 初心者にうれしい素材構成
  • すべての素材が商用利用可能
  • AIによる検索とCreativeCloudとの連携で時短可能

これらの魅力についてそれぞれ解説しましょう。

①世界中から集められた3億点を超える素材

Adobe Stockは世界中のプロクリエイターが提供する3億点を超える素材がそろっています。

現在も素材が増えており、実際4年ほどで3千万点もの素材が追加されました。

さらにジャンルや地域に関係なくグローバルな視点で収集されているため、アジア系の人物写真が極端に少なく、日本の素材がほとんどないといった不満も出にくい点はかなりメリットと言えます。

もちろん海外向けの素材も多いため、グローバルを意識したコンテンツ制作を行う際も重宝するでしょう。

写真や動画だけでなくイラストやベクター画像、テンプレート、音楽素材など幅広い種類が用意されているのもポイントです。

②無料素材も利用できる

Adobe Stockでは無料でも利用できる素材が用意されています。

有料プランが3億点なのに対し、90万点程度とかなり少ないものの、一般的な素材サイトよりも多い上に圧倒的なクオリティやボリュームが魅力です。

Adobeのアカウントを作成すればだれでも利用できるので、敷居が低い素材サイトでもあります。

Adobe Stockはどのような素材サイトなのか試しに使ってみたいという場合も気軽に利用できる環境が整っているといえるでしょう。

③トレンドに沿った最新素材も豊富に提供

デザインや動画配信はトレンドが命です。
そのため、素材にもトレンドを取り入れたものを利用できる必要があります。

Adobe Stockでは当然そのようなニーズにも対応しており、世界中のクリエイターがトレンドに沿った素材を常に提供しているのも魅力です。

例えば、サスティナビリティやLGBTQに関するものもすでにかなり充実したものとなっています。

さらに近年話題になっているトランプ関税に関しても素材が追加されており、ここ数か月で話題となったコンテンツについては、かなりの数がAdobe Stockへ収録されているといっても過言ではありません。

④初心者にうれしい素材構成

Adobe Stockではクリエイター初心者でも利用しやすいように多彩な素材形式を用意しています。
改めてまとめると次のような種類です。

多彩な素材形式

  • 写真:写真画像
  • イラスト:イラストの画像
  • ベクター画像:illustratorで利用できる形式の画像
  • 動画(ビデオ):動画素材(MOV、MPG、MP4,、AVI※素材によって異なる)、最小で1920x1080 (フルHD)
  • 音楽素材:音声ファイル、M4A形式(.m4a)で提供
  • テンプレート:Adobeの製品群で利用できるテンプレート、すでにある程度加工されている
  • 3Dデータ:一般的なモデル (OBJ)、ライト (EXR または HDR)、マテリアル (MDL) の形式で利用可能

いずれもクリエイター初心者で利用しやすい形式になっているため、すぐに素材として利用できるのが魅力です。

特にテンプレートではパワーポイント、Photoshopですぐに利用できるものも多いので、導入するだけで簡単にプロが作ったようなコンテンツが手に入るでしょう。

もちろん、初心者だけでなく、Adobe Stockではプロ向けに次のようなラインナップも設けています。

プロ向け

  • プレミアム素材(高品質):3Dモデルを含む特定のアーティストから提供されたプレミアムコレクション。日本のテレビで利用されることの多いAmanaimagesなども含まれる。
  • エディトリアル素材(報道・ニュース向け):報道関係のメディアのみ掲載が許可された素材。

このような特別な素材を公開している点もAdobe Stockがプロ向けのサービスでもある証拠です。

⑤すべての素材が商用利用可能

Adobe Stockに収録されているすべての素材は商用利用できます。

プランの契約によってはクレジット表記もいらないため、商用のポスターや広告バナー、ウェブサイトといった不特定多数の人が目にする、あるいは耳にする素材として利用可能なのは、大きなメリットです。

また、無料公開されている素材も商用利用できるので、その点に関しても魅力的なものといえるでしょう。

⑥AIによる検索とCreative Cloudとの連携で時短可能

Adobe Stockでは、近年注目されているAIも導入しています。
検索機能にAIを導入することにより柔軟な検索結果を出しやすくなっており、この機能によって欲しい素材を効率よく見つけられるはずです。

さらに類似画像を自動表示したり、フィルターによる絞り込みもできるようになっているのもポイントといえるでしょう。

他にもPhotoshop、Illustrator、Premiere Pro、After EffectsなどのAdobe Creative Cloudと連携がしやすくなっており、素材検索からそのまま、編集をするといったことも容易です。

プロはもちろん、初心者であっても直感的にAdobe StockからCreative Cloudへの利用ができるようになっている点は魅力があります。

さらにAdobe Stockではライブラリ機能が搭載されており、複数のコンテンツやアプリにまたがって素材を管理、再利用できる体制になっているのも注目です。
この機能によって作業効率が格段に向上し、時短に大きく貢献してくれるでしょう。

Adobe Stockを利用するにあたって注意したいこと

Adobe Stockは魅力的な素材サービスですが注意点として次の4点を知っておくとよいでしょう。

注意ポイント

・一部のブラウザで不具合が起こる場合も

・日本人が写った素材はやや少なめ

・プランによって自動更新されてしまうことに注意

・ライセンス権限がややこしい

これらの注意点についてそれぞれ解説します。

①一部のブラウザで不具合が起こる場合も

Adobe Stockはブラウザで利用するサービスです。
そのため、主要なブラウザでは問題なく動くようになっているものの、一部のブラウザで不具合が起こります。

具体的には、アメリカのインターネット接続業者が提供していたAOLブラウザやマイクロソフトでかつて提供していたInternet Explorerといった古いブラウザで表示に問題が生じると報告されているのです。

また、多くの方が利用しているGoogle Chromeでも時々不具合が発生するという情報もあります。

具体的な問題として検索結果の表示がおかしい、プレビューが見られない、視聴できないといった問題です。

もしGoogle Chromeでこのような問題が発生した場合、対策をします。

例えば、Chromeのキャッシュや閲覧履歴をクリアして再度表示させたり、Firefoxやsafari、Microsoft Edgeなどのブラウザを使ってログインしたりするなどの対策を行ってください。

最新のブラウザを利用していれば、頻繁に起こる問題ではないものの、ブラウザを利用するためにこういった不具合があるので注意しましょう。

②日本人が写った素材はやや少なめ

Adobe Stockは、海外のサービスです。

そのため、日本以外にも多くの国と地域にサービスを提供しています。

このような背景があるため、日本の企業が運営する素材サービスやサイトに比べると日本人モデルは少な目になっています。
確かにアジア系のモデルは多いものの、日本人に限ったモデルを探すのはやや難しいです。

もちろんAdobe Stock側もその点は把握しているため、近年日本人モデルの素材を拡充しつつあります。

ただ、現状はどうしても日系のサービスに比べると日本人素材が少な目といえるでしょう。

もし、日本人モデルの素材が必要な場合は、検索する際に直接日本人やJapaneseなどの単語を入力して探すようにしましょう。

③プランによって自動更新されてしまうことに注意

Adobe Stockは、サブスクリプションサービスの形で提供されています。
料金の詳細は後述しますが、一度契約することで契約は自動更新されるようになっています。

このような仕組みのため、Adobe Stockを利用しなくとも毎月費用が引き落とされるので注意しましょう。

なお、Adobe Stockで用意されている最高額プランの場合、年間で数十万円の費用が発生します。
それが自動更新されてしまうのはかなりの痛手になるため、更新時が近づいたらチェックすることをおすすめします。

また、プランがいくつか用意されているので不要になったらプラン変更や解約を検討したり、都度購入のプランを利用したりといった対策が有効です。
都度購入であれば、購入量が多くなると割高となりますが、少ない利用にとどめれば無駄な出費を抑えられるでしょう。

④ライセンス権限がややこしい

最後がAdobe Stockのライセンス権限です。

Adobe Stockは一般的な素材サービスと異なり、ライセンス権限がいくつかの段階に分かれています。
この段階を理解しないと、権限を逸脱した利用をしてトラブルが発生することもあるので、次の項目でどのような内容なのかを解説しましょう。

ライセンス権限が違う?Adobe Stockの3種類のライセンスを紹介

Adobe Stockには次の3つのライセンス(と番外ライセンス)があります。

ライセンスの種類

  • 通常ライセンス
  • 強化ライセンス
  • 拡張ライセンス
  • エディトリアルライセンス

それぞれの違いを知ることで、Adobe Stockを安心して利用できるでしょう。

通常ライセンス:基本用途向けレベル

Adobe Stockで通常ライセンスは最も基本的なライセンスです。

利用できる内容として商用利用(書籍やWeb、広告での利用)、加工や編集可能といった活用ができます。

ただし、制限もあり、例えば印刷や配布物、電子広告などは50万回あるいは50万部未満の表示制限があるので注意しましょう。

また、素材をメインにしたポスター制作やTシャツ制作は禁止されています。

強化ライセンス:大量利用に最適

強化ライセンスは、通常ライセンスで制限されている50万部、50万回の制限が撤廃されているライセンスです。

想定される用途として大きなサイトでの利用や各都道府県や政令指定都市の折込チラシ、あるいは全国配布のカタログなどでの利用が挙げられます。
大量に利用したい場合は、通常ライセンスではなく強化ライセンスを選択しましょう。

ただし、通常ライセンスと同じく素材をメインにしたコンテンツの製作は禁止されています。

拡張ライセンス:自由に利用できるライセンス

拡張ライセンスは自由に素材が利用できるライセンスです。

数量の制限撤廃はもちろん、素材そのものをメインにした商品販売やテンプレートとしての再配布などが自在にできます。

つまり、拡張ライセンスにしておけばよほどのこと(ポルノ利用や商標登録、権利の主張など)がない限り、自由に利用できるのが魅力です。

番外編:エディトリアルライセンス

こちらは一般的な利用ではないため、番外編です。

簡単に言えば、マスコミ専用のライセンスでクレジット表記が義務付けられ、加工や商用利用できないものになっています。

このようなライセンスが存在していることも知っておきましょう。

気になるAdobe Stockの料金プランを一挙に紹介

Adobe Stockでは、高品質な写真やイラスト、ベクター、テンプレート、オーディオ、ビデオ素材をサブスクリプションまたはクレジットパックで利用できます。
サブスクリプションプランは、月額の固定料金を支払うと一定量の素材を扱え、クレジットパックは5~150クレジット(ポイントのようなもの)を必要な分だけ購入してその都度クレジットから素材の使用料を支払うものです。

サブスクリプションプランとクレジットパックそれぞれの料金設定を解説しましょう。

Adobe Stockのサブスクリプションプランの料金一覧

Adobestock料金プラン

一定金額を支払えば、Adobe Stockの通常ライセンス素材が利用できるプランです。
月々プランと年間プランがありますが、年間プランの方がお得になります。

①通常ライセンス素材 10点/月(ビデオ1点含む)※月々プランは通常ライセンス素材 3点

月額:3,828円
特典:最大120点まで繰り越し可能、プレミアムアセット20%オフ

②通常ライセンス素材 25点/月(ビデオ3点含む)

月額:6,578円※ 月々プランは9,328 円
特典:最大150点まで繰り越し可能、プレミアムアセット20%オフ

③通常ライセンス素材 40点/月(ビデオ6点含む)

月額:10,428円※月々プランは13,068円
特典:最大240点まで繰り越し可能、プレミアムアセット20%オフ

④通常ライセンス素材 750点/月(ビデオ25点含む)

月額:27,478円※月々プランは32,978円
特典:プレミアムアセット20%オフ

都度払いのクレジットパック

すべての素材に利用できますが、6ヶ月の有効期限があります。
やや複雑な面もあるので表でまとめました。

クレジット数

価格(税込)

お得額

5

6,490円

なし

16

17,600円

3,168円お得

40

39,600円

12,320円お得

80

74,800円

29,040円お得

150

132,000円

62,700円お得

なお、消費クレジットは素材によって大きく異なりますが、目安としては次の通りです。

消費クレジット目安

  • ビデオ(HD・4K):8~20 クレジット
  • プレミアム画像:12~50 クレジット
  • プレミアム3D:2~10 クレジット

都度払いなので少量利用する場合は、お得なプランといえるでしょう。

まとめ

Adobe Stockは、初心者からプロまで幅広いクリエイターに対応した高品質な素材サービスです。

3億点を超える圧倒的な素材数、商用利用可能な安心のライセンス、そしてAdobe製品との高い連携性により、デザインや動画制作の効率を大幅に向上させてくれます。

また、トレンドに強く、無料素材やAI検索機能も充実しているため、コストを抑えつつクオリティの高い作品づくりもできるでしょう。

料金プランやライセンスについて知っておけば、使いやすく安心して利用できるので、Adobe Stockは初心者にもおすすめの心強いサービスです。

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