超小型アクションカメラとして人気のGo Pro。
GoProはアウトドアやスポーツなどの動画・写真撮影に使われることの多い、手のひらぐらいのサイズで頑丈な軽量小型アクションカメラです。
防水性が高く耐久性が高いこと、激しい動きの中でもスムーズに撮影が行えること、どんなところにも設置出来て小型で使いやすいことから水中など過酷な自然環境でも撮影可能なんです。
プロアマ問わず愛用され、今やテレビ番組や映画などの映像制作でも使用されているGoProに、2019年秋新型が登場しました。
その名もGoPro HERO8 Blackです。
僕も、GoPro Hero7 Blackから使い始めて、キャンプの動画とかを撮影しています。
これが、携帯性も良くて本当に良いんです。
1年間使ってきて、まだまだ現役で行けそうでしたが、新しいGoProの紹介動画を観ていたら、案の定欲しくなってしまいました(笑)
今回は、そんな新しいGoPro Hero8 Blackの魅力を紹介します。
GoProとは?
インスタグラムなどSNSや動画サイトで、迫力たっぷりの写真や一人称で撮影された動きの激しい動画を見たことがある人もいると思います。
GoProはあのような、アウトドアやスポーツ、アクティビティなどの動きが激しい映像をスムーズに撮影することが得意なカメラです。
また、防水性に優れ耐久性が高いため、水中や過酷な自然環境の中での撮影も可能なんです。
もちろん、僕のように、ただ歩き回るような動画でも、カメラを固定したような動画でも問題なく撮影できます。
カメラ本体が、コンパクトでかさばらず、アクセサリーを別途用意すれば頭部や胸部へ固定も可能です。
どこかに固定すれば、手ぶらで撮影できちゃうので、旅行のお供にもおすすめです。
そして、ドローンに固定しての空撮もできゃいます。
他にも自転車やサーフボードなどに取り付けて激しい動きの一人称視点の迫力満点の映像を記録したり、車載カメラとして、自撮り、ペット視点での撮影、人気のタイムラプス撮影、GoProは迫力たっぷりな高画質で撮影、記録しておけます。
Go Pro HERO8 Blackの2つの進化
毎年新型モデルを発表するGoPro。
2019年10月には「GoPro HERO8 Black」が発売されました。
「GoPro HERO8 Black」は、これまでと比べわずかな違いしかなく、一見大きな変化はないように感じます。
しかし実は「GoPro HERO8 Black」、大幅にパワーアップして進化を遂げたGoProだったんです。
折り畳み式マウント内蔵で使いやすさがパワーアップ!
「GoPro HERO8 Black」のサイズは、W66.3×H48.6×D28.4(㎜)と、「GoPro HERO7 Black」と比べやや大きくなっています。
「GoPro HERO7 Black」では、GoProをさらにパワーアップさせる各種アクセサリーを取り付けるために、マウント用フレーム(The Frame、本体付属品)を本体に装着させる必要がありました。
この純正マウント用フレームがなかなかの曲者でストレスを感じるといった口コミも多く、バッテリー交換時、マイクロSDカードの取り出し時、本体へ充電ケーブルを挿しての充電時にはフレームを外して行わなければなりませんでした。
開閉もしにくく、手順を説明するサイトが存在するほど。
僕も、その為サードパーティ製のフレームを購入して使っていました。
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しかし、「GoPro HERO8 Black」は大きくなった分本体下部に折り畳み式のマウントが内蔵されたので、マウント用フレームが不要となりました。
取り回しがしやすく小型なカメラだからこそ、撮影頻度が高い人ほどこのフレームに対し不満を持っていたので、GoPro8のデザインの変更による影響は大きいと言えると思います。
また、SDカードのスロットやUSB-Cポート、バッテリーの取り出し口が左側側面に変更され、マウントを取り外すことなくバッテリーやSDカードの交換ができるようになりました。
3つのモジュラーで本体機能がパワーアップ!
「GoPro HERO8 Black」における最大の目玉といっても過言ではないのが、2019年12月予約発売となる3つのモジュラーです。
これらのモジュラーを必要に応じて追加していくことで、GoPro8はさらに使いやすく自分好みにカスタマイズできちゃいます。
①メディアモジュラー
出典:GoPro
マイクの性能をアップさせ、高性能のショットガンマイクとなるモジュラーです。
高性能の指向性マイクを内蔵し、場合によっては外部マイクを3.5mmのマイク端子から接続できるようになっています。
内部マイクは、気になる風切り音を軽減するようです。
「GoPro HERO8 Black」にないHDMI出力ポートも付いています。
②ディスプレイモジュラー
出典:GoPro
レンズ側に向けられる、自撮り撮影向きの追加ディスプレイです。
vtuber なら、自分がどのように写っているか確認しながら撮影できるようになるので重宝しそうです。
③ライトモジュラー
出典:GoPro(ライト部だけ)
明るさが足りない時使用するLEDライトです。
夜の撮影に、そんなに強くないGoProですが、ライトが取り付くことで、良い変化が見られるか楽しみです。
これも、vtuberなら是非とも欲しいアイテムですよね。
GoPro HERO8 Blackのここがすごい!7つの理由
「GoPro HERO8 Black」のすごいところはまだまだあります。
7つのポイントに分けて紹介しますね。
①よりきれいな写真が撮れる
出典:GoPro
スーパーフォトが高性能HDR搭載に強化。
コントラストを引き上げてブレを除去、よりきれいで迫力満点の写真を撮影できます。
防水性と耐久性に優れ水深10mまでOKなので、色々なところで撮影したくなりますね。
②デジタルレンズ
出典:GoPro
アクティビティに合わせ最適な視野角を設定することができます。
「GoPro HERO8 Black」からはリニアより狭い狭角が増え、撮影時撮影画面から画角を設定可能です。
レンズの耐久力も上がっています。
③ジンバル不要の手ブレ補正
「GoPro HERO7 Black」でも評価の高かった手ブレ補正が更に格段のパワーアップ。
Hyper Smooth 2.0が搭載され、ブースト機能の使用で激しいアクティビティ中も手ブレ補正機能をより強力にできるようになりました。
全ての解像度とフレームレートで使用可能です。
これは、Youtuberさんのレビューで見て僕が買い替えを決めた理由の1つの機能なんです。
確かに、GoPro Hero7 Blackでも手ブレ補正は凄かったです。
しかし、それをも上回る手ブレ補正が効くんです。
動きがある動画を取りたい人には、不可欠な要素だと思います。
Time Warpも2.0に強化されました。
速度は自動選択、またはタップして自由に調整することもできます。
④Live Burstで完璧な一瞬を逃さずとらえる
出典:GoPro
撮影の前後1.5秒を90枚の静止画として記録。
完璧な1枚を選ぶのも、3秒間の4KビデオクリップとしてSNSにシェアするのも自由に選択できます。
⑤ナイトラプスビデオで夜も綺麗
出典:GoPro
4K、2.7K、1440pまたは1080pの高画質で細部まで鮮明に、夜の映像をとらえることができます。
⑥Hi-Fiオーディオで自然な音質
3つのマイクを内蔵。
ウィンドノイズ(風切り音)を緩和することで自然な音質になりました。
また正面レンズ下にマイクが追加されたため、自撮りでも正面からの音声をクリアに録音できます。
先にご紹介したマイクのモジュラーを装着することにより、さらに音質をアップさせることも可能です。
⑦便利なGoProアプリと音声コントロール
スマートフォン内の専用アプリによって、リモート撮影、撮影した映像や画像の確認・編集、SNSへシェアも簡単に行えます。
また14種類の音声コマンドで、撮影者によるハンズフリー操作が可能です。
この機能は、「GoPro Hero7 Black」にも有りましたが、とても便利な機能でした。
自撮り棒などを使ってカメラが離れた位置にあっても、「GoPro電源オン」と言えば、電源が自動で入るし、「GoPro写真」と言えば自動でシャッターを切ってくれるんです。
人前でコマンドを発するのは少し恥ずかしいですが、とても便利に使えます。
GoPro HERO8 Blackの注意点
出典:GoPro
このように機能強化や新機能が増えたことで使いやすさが格段に向上した、便利で魅力満点のGoPro HERO8 Blackですが、注意点もあります。
タッチパネルの操作が遅い
少ないボタンとわかりやすいタッチパネルで感覚的な操作ができるGoProですが、タッチパネルの反応が遅いとの口コミがあります。
なお、「GoPro HERO8 Black」では電源オンは早くなりました。
タッチパネルの反応も、GoPro Hero7よりはかなり改善されていて、僕的にはかなり速く感じます。
前モデルを使っている人はストレスが軽減されるはずです。
マイクロSDカードは32GB以上のものを
寒いところではバッテリーの稼働時間が減少するため、マイクロSDカードの読み込みエラーはできるだけ避けたいものです。
マイクロSDカードは32GB以上のものを用意しましょう。
それ以下だと読み込みエラーが発生する可能性があります。
また、GoPro社では64GBのマイクロSDカードを推奨しています。
ちなみに僕は、今回128GBのマイクロSDカードを購入しました。
現在までは、問題なく使えています。
ちなみに、公式ではGoPro Hero8 Blackの購入で32GBのマイクロSDカードが貰えます。
推奨する64GBじゃないのが、面白いところですよね。
スーパー手ブレ補正ブーストモードのデメリット
HERO8の強力な手ブレ補正「ブーストモード」を使用すると1秒間に120コマの映像が記録されるため、スローモーションでもより綺麗な映像が撮影できます。
しかしこのブーストモード中はHyper Smooth2.0使用時の映像より画角が小さくなり、撮影範囲が25%ほど縮小するので注意が必要です。
「GoPro HERO8 Black」をレビュー
開封
今まで、もう開封しているGoPro8の写真を使っちゃっていますが、念の為開封からレビューします。
パッケージは、前モデルのGoPro7とほとんど同じです。
上のクリアケース内に負けら本体があり、下のパッケージ内に付属品が収納されています。
開封は、ハッケージの底面を、お菓子の箱を開けるようにピリピリと切り取ります。
このような開封方法なので、1度開けてしまったら、使わなくなったときなど収納するのに向きません。
どうしてもこのパッケージを使うときには、開封した部分をテープなどで留める必要があります。
僕的には、この部分がちょっと気になります。
GoPro8は、ゴムが付いたマウントで固定されています。
このゴムを上に上げたら、マウントから取り外すことができるよになります。
下の箱には、説明書類が収納されています。
僕は、基本的にあまり説明書を読まないので、そのまま箱に戻してしまいます。
同封されている、図解の紙をみたら何となく本体の操作ができるようになるんじゃないかなと思います。
その他には、充電用のUSB-Cケーブルとマウント、そして前モデルから色が少し変わっているバッテリー1個が付属しています。
この純正のバッテリーでないと、なにか使えない機能があるとYoutuberさんが言っていましたが、それが今なところなにか僕には分かりません。
GoPro Hero7の時に購入した、サードパーティー製のバッテリーでも今の所使えています。
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見た目は、純正バッテリーの方が、可愛らしくて良いですよね。
でも、値段がちょっと高くて、追加購入するのに躊躇してしまいます。
本体
今回のGoPro8から、バッテリーやマイクロSDカードの挿入口が、本体右側にきています。
上から見ると、その部分に隙間があるように見えます。
本体は、このまま防水機能がありますが、ちょっと心配になってしまいますよね。
電源ボタンは本体左側になりました。
本体の構造を見ても、大分変更があったように思います。
そして、最大の特徴とも言って良いのが、マウントが本体に降りたたんで収納できるようになったことです。
これにより、今まであった本体を覆うフレームが無くなりました。
本体の保護という面では前よりも不安がありますが、バッテリーの交換や充電ケーブルの接続などを考えると、手間なくアクセスしやすくなっています。
基本的な設定は、あまり多くないと思います。
電源を入れた後、言語を設定し、スマートフォンにGoProのアプリをインストールします。
あとは、ほとんどナビゲーション通りにすすめていけば、完了です。
好みの画質や画角を決めたり、音声コントロールのオンオフなども設定しておくと、すぐに使えるようになります。
まとめ
手ブレ補正の強化やレンズ、各種機能強化により、従来よりも鮮明かつ美しい映像・画像が記録できるようになったGoPro HERO8 Black。
不便だったと言わざるを得ないフレームが不要になり、より使いやすくなっただけでなく、3つの追加モジュールで機能拡張可能なことからも、アクティブに使える最高のアクションカメラと言えると思います。
価格は公式価格で¥50,800。
日本では、消費税が入ってしまうのでもう少し高くなります。
しかし、日本の代理店で保証を受けるには、日本の正規代理店経由で購入する必要があります。
ヨドバシやビックカメラなどは大丈夫ですが、輸入品だったり公式から直で購入する場合は注意が必要です。
その代わり、公式ではGoPro Plusというサービスがあり、それに加入すれば、GoProが壊れたときには無条件で交換を受けられます。(年に2台まで。手数料がかかります)
アクセサリーも半額で購入できるので、結構魅力的なサービスです。
GoPro Hero8 Black、今の所なかなかいい感じです。
気になる方は、是非一度チェックしてみて下さいね。
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